実施団体 | テーマ(講座名) | ねらい | 概要 | 講座時間 | 対象 |
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国際海洋環境情報センター GODAC | 「深海のお話」と「水圧実験」 | 「水圧」の特性とその作用について、水圧実験装置による実演により、視覚的に理解する。また、「水圧」を、海洋の大部分を占める深海の特性の一つと捉え、海洋・地球に対する理解の一助とする。 | ①カップめん容器が水圧により「縮小」する様子により、均一に作用する水圧の特性を理解する。②水が入った風船、空気が入った風船に同時に水圧をかけた際の変化の違いを観察することにより、気体に作用する水圧の特性を理解する。③軟球が水圧で変形する様子により、水圧の力の大きさを理解する。④このような特性をもつ水圧が、海洋の大部分を占める深海の大きな特徴であることを図を用いて説明する。 | 45分 | 中学生 |
国際海洋環境情報センター GODAC | 世界に誇る日本の海洋科学技術 - JAMSTECの研究設備紹介 | 本講座では特に、「海洋科学技術」に注目し、世界の海で活動するさまざまな研究船、探査機、観測機器等の紹介により、最先端の海洋科学技術を学ぶ。 | 独立行政法人海洋研究開発機構-JAMSTEC-が保有する調査船、探査機、観測機器は、いずれも世界トップレベルの能力を有する設備である。これら設備の役割や機能を紹介することで、最先端の海洋科学技術を学ぶ。学習内容を「海洋科学技術」に特化することで、幅広い分野における科学技術の応用についての理解の一助とする。また、中学校で学ぶ授業が、どのような研究分野に応用されるのか説明することで、学習の結実イメージを育む。 | 45分 | 中学生 |
国際海洋環境情報センター GODAC | 「深海のお話」と「水圧実験」 | 単元のテーマである「空気の圧縮」について、水圧実験装置による「水圧」の特性の説明から、理解する。 | 水圧は、「空気(気体)」に作用する力である。①大部分を空気が占める発泡スチロール製カップめん容器が、水圧により「縮小」する様子により、空気の圧縮の様子を観察する。②水が入った風船、空気が入った風船に同時に水圧をかけた際の変化の違いを観察することにより、液体と気体の性質の違いを理解する。③軟球が水圧で変形する様子により、空気を圧縮するのに要する力の大きさを理解する。 | 45分 | 小学生 |
国際海洋環境情報センター GODAC | プランクトン観察会 | 海中を漂う小さな生き物「プランクトン」の採取・観察により、身近な海洋環境への興味喚起を図るとともに、観察力を育み、生物の多様性を理解する。 | 身近な素材を用いて簡易プランクトンネットを作成する。作成したプランクトンネットでプランクトンを採取し、顕微鏡でこれを観察する。講座を大きく「プランクトンネット作成」「野外におけるプランクトン採取」「プランクトン観察」の3つの構成とし、講座を申し込む学校の要望から上記構成を取捨し、プラグラムを構築する。 | 180分 | 小学生 |
国際海洋環境情報センター GODAC | 気象・海象観測体験 | 気象、海象を数値的に記録する手法を学ぶことにより、身近な日々の事象を観察する目を育む。 | 野帳により、雲の形状や量、天気を数値で記録する手法を学ぶ。また、風速・風速計や温湿度計を用いてさまざまな気象を観測する。これに加え、さまざまな観測道具により、波高や透明度、海色等の海象についても観察し、これを記録する。また、沖縄独特の気象・海象現象を要所の観測例と併せて説明することにより、学習成果が日々の暮らしに展開されることを期待する。 | 120分 | 小中学生 |
国際海洋環境情報センター GODAC | 地球の活動を明らかにする - JAMSTECの地震研究 | 中学校1学年火山と地震に関する単元をより深く学ぶ学習教材として、JAMSTECの地震研究に関する最新情報を活用する。 | JAMSTECが海洋調査船・探査機で撮影した貴重な海底火山活動の映像により、地球のダイナミックな活動を目にすることができる。また、JAMSTECが整備する地震観測網「DONET」のしくみを紹介することにより、最新の地震研究の一端を学ぶ。 | 45分 | 中学生 |
国際海洋環境情報センター GODAC | 「サンゴ礁のお話」と「海洋酸性化実験」 | 身近な生物「サンゴ」と、このサンゴに関連する環境問題「海洋酸性化」について学習することにより、環境問題をより身近な事象と捉える。 | 「サンゴ」とはどのような生物であるのかを紹介した後、サンゴを取り巻く環境問題の一例として「海洋酸性化」に着目し、海洋酸性化を引き起こす原因と、そのしくみについて実験の交えて学ぶ。 | 45分 | 中学生 |
国際海洋環境情報センター GODAC | キャリア教育コンテンツ「海洋科学の最前線」 | 将来の「海洋人材」を発掘・育成する。沖縄から未来の科学者を! | 研究船で活躍する「観測技術員」の仕事を、実体験を交えながら紹介することで、社会における「海洋科学技術」という分野の役割・意義、また、この分野の仕事の実際を理解する。海洋に関する新しい仕事を知ることで、将来のキャリアの選択肢を広げる。 | 45分 | 小中学生 高校生 |
国際海洋環境情報センター GODAC | 煮干の解剖 | 動物の体のつくりや環境に対する暮らしや進化について煮干の解剖を通して学ぶ。 | 研究者が魚の同定を行うのと同じ手順を解説しながら煮干の解剖を行う。解剖時には外観的特徴や臓器の役割等も説明し、生き物の体の仕組みや臓器について学ぶと同時に、身近な浅海に暮らす魚と過酷な環境に暮らす深海魚を比較することで環境に対する生物の適応のしくみと、暮らし方についても学ぶ。 | 45分 | 小中学生 |
沖縄工業高等専門学校 | 1.車ロボットを動かそう | 車ロボットを操作するためのソフトウェアの使用方法を理解する。車ロボットの制御を通して、プログラミングに必要な論理的思考能力を身に着ける。 | パソコンに導入された車ロボット制御ソフトウェアを使って、プログラミングの考え方を学ぶ。作成したプログラムを車ロボットに転送し、決められたコースの走行に挑戦する。実験を通して、家電製品などに必要な制御について学ぶ。 | 200分 | 小中学生 |
沖縄工業高等専門学校 | 2.バターを作ってみよう!~なぜ液体が固体になるの? | バターが牛乳からどのように作られているのかを実験を通して学ぶ。 | 児童たちが意識せずに食べているバターが、牛乳からどのように作られているのかを、まず、自ら作ってみることで体験(実験)する。この実体験(実験結果)に基づいて、①どうしてできるのか?(原理)と②なぜ作るのか?(食品製造の意義)を考える。 | 50分 | 小中学生 |
沖縄工業高等専門学校 | 3.コンピュータの言葉で伝えよう | ○や●を紙に書いてことばを伝えたり、音を使って伝えたりすることを通して、コンピューターでの情報のやりとりを体験する。 | この授業はコンピューターが2進数を使って処理をしているのを体験する。授業では「コンピュータの言葉の表」を使ってひらがなを○と●で表現し、ことばを伝えたり、音を使って伝えたりすることを通して、コンピュータの情報のやりとりを体験する。 | 50分 | 小中学生 |
(一財)沖縄美ら島財団 総合研究センター | ウミガメの観察 | 「ウミガメ」がどのような生き物なのかを学ぶ。また、「ウミガメ」にも種類があることを学び、種類ごとの違いを観察することで、種類が異なると形態や食性等も異なることを理解する。 | ウミガメの生態や形態を学んだうえで、実際にウミガメ幼体の観察を行う。特徴や気づいたことをメモにおこし、互いに発表することで、種によって異なる形態などについて理解を深める。また、ウミガメ類をとりまく環境問題等について学ぶ。 | 90分 | 小学生 |